元巨人の野球選手松本竜也容疑者が窃盗容疑で逮捕されたことが判明しました。
仕事の清掃作業中に、訪問先の現場から腕時計2本を盗んだのだとか。
松本竜也容疑者は193センチの大型左腕ピッチャーで、日本人投手としては歴代最高身長投手として球界の話題にもなった選手でした。
今回はそんな大型新人として期待を背負っていた松本竜也容疑者がどうしてこんな事態になってしまったのか。
彼の戦績を振り返って調べてみましたのでぜひ最後までご覧ください。
松本竜也の通算戦績は3勝11敗(二軍)
ここで松本竜也容疑者のプロフィールを見てみましょう。
- 名前:松本竜也(まつもとりゅうや)
- 生年月日:1993年4月29日
- 出身:香川県
- 身長:190センチ
- 投球、打席:左投、左打
- 学歴:英明高等学校
- 在籍:読売巨人軍
甲子園にも二度出場
松本竜也容疑者は父親が元社会人野球選手で小学3年時より野球を始め、中学2年時には地元の大会において7回15奪三振で完全試合を達成し四国大会では準優勝を果たします。
高校は父親が選手時代の監督が指導していた英明高等学校に進学。
2年時の香川大会では球速145キロをマークし、この年、英明高等学校は県大会で初優勝。2010年第92回全国高等学校野球選手権大会にも出場しますが、ベンチの控選手として登板の機会はありませんでした。
翌年、2011年にはエースとして県大会で優勝。第93回全国高等学校野球選手権大会では2回戦で敗退したものの、18回を投げ3失点(自責点1)、20奪三振をマークし、「英明のランディ・ジョンソン」と呼ばれました。
ドラフト二巡目で一位指名
2011年のドラフト会議において、それぞれ1位指名を外した横浜ベイスターズ(藤岡貴裕)と読売ジャイアンツ(菅野智之)が1位再指名で競合し、抽選の結果巨人が1位指名を獲得します。契約金は7000万円、年俸720万円(推定)でした。
一軍登板はなし
ドラフト二巡指名で巨人に入団した松本竜也容疑者でしたが、2013年3月に肋骨が疲労骨折を起こしバッティングピッチャ―を務めますが、結局肋骨除去の手術を受け2015年までの3年間で一軍の登板はありませんでした。
結局、二軍(イースタン)での開幕投手など、2015年までの3年間で16試合に登板し、戦績は3勝10敗でした。
野球賭博事件に関与し永久追放
松本竜也容疑者は2015年から2016年にかけて野球界を騒がせた、読売巨人軍の選手による野球賭博問題に関与していたことが発覚します。
この問題で日本野球機構調査委員会の中間報告にて、2015年11月10日に失格選手とされてしまいます。
それに伴い、以降は処分が解除されない限りプロ野球界においての活動が一切できなくなり、いわゆる永久追放処分となりました。
野球引退後は清掃会社を経営
松本竜也容疑者は現在、所在地、代表者名より「MR美装」という清掃会社を営んでいたと思われます。
そして今回、その業務中に作業現場から腕時計2個(時価33万円相当)を窃盗し、すでにリサイクルショップに売り払っていたことを認めたとのことです。
まとめ
今回は、元プロ野球巨人軍の松本竜也容疑者が逮捕され、その容疑が業務中の窃盗だったということであらためて松本竜也容疑者の現役時代の戦績を確認してみました。
高校時代は長身から繰り出される速球を武器にした大型新人として注目されながらも残念ながら1軍で活躍することはできず、それどころか野球賭博事件で球界を永久追放されたていたというなんとも残念な経歴だったようです。
野球賭博にしても、窃盗事件にしてもなぜそのような事件を起こしてしまったのかは、本人の心に何らかの闇があったとしか思えませんが、まだまだ若いのですから何とか更生しまっとうな人生を送って欲しいと思わずにはいられません。
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