9月30日よりスタートした朝ドラ「おむすび」。
平成生まれのヒロインが栄養士を目指す、橋本環奈さん主演のさわやかな青春ストーリーのようですが、その橋本環奈さん演じる米田結(よねだ ゆい)の父を演じるのは北村有起哉さんです。
ところでこの北村有起哉さんは妻も同じく朝ドラのヒロインで、それどころか姉も舞台俳優。
そして父親もかつて昭和の名優の俳優一家だったことはあまり知られていないかもしれません。
そこでそんな北村有起哉さんについてすこし調べて見ましたのでぜひ最後までご覧ください。
北村有起哉の妻は朝ドラヒロイン?
高野志穂さんは2002年4月から10月にかけて放送されたNHK朝ドラ「さくら」でヒロインの松下さくらを演じました。
ここで高野志穂さんのプロフィールを見てみましょう。
- 名前:高野志穂
- 生年月日:1979年10月21日
- 年齢:44歳
- 出身:東京都
- 身長:159.5センチ
- 学歴:桐朋女子高校
父親の仕事の関係でシンガポールやロンドンなどで育った高野志穂さんは、14歳の時に学校の課外授業で見たミュージカルに感動し、15歳の時にひとりで帰国した時点では日本語も話せませんでしたが、日本で俳優の道を志すようになりました。
そして学校へ通うと同時に、大学院性に日本語を学びながら演技やバレエのレッスンに通いました。
すごい努力家だったようですね。
NHK朝ドラ「さくら」でヒロイン
そして1998年にビデオクリップに出演したのを皮切りにさまざまなオーディションを受け始め、2002年4月の朝ドラ「さくら」にて、日系人英語教師松下さくら(エリザベス・サクラ・マツシタ)役でテレビドラマデビューを果たしました。
北村有起哉さんとは、4年の交際を経て2013年に結婚しています。
現在は二人の男の子がいるようです。
北村有起哉の姉は舞台俳優?
北村有起哉さんとは4歳違いで、舞台での活動が中心のため、テレビドラマには出演していないためほとんど知られていませんが文学座の主要俳優として知る人ぞ知る存在です。
今までに舞台俳優としては
- 女の一生(2010年 俳優座劇場)
- おかしな二人女性版(2015年 麻布区民センターホール)
- 僕らは少年探偵団ー怪人二十面相最後の事件ー(2018年 せんがわ劇場)
またテレビドラマには
・京都金沢浦島太郎殺人事件(2003年 NTV)
映画では
・一本の手(1998年 「一本の手」製作委員会)
などの作品に出演しています。
父は文学座の名優だった?
そして北村有起哉さんの父は、文学座の中心的な俳優だった北村和夫さんです。
ここで北村和夫さんのプロフィールを見てみましょう。
- 名前:北村和夫
- 生年月日:1927年3月11日
- 没年月日:2007年5月6日
- 東京都文京区
- 享年:80歳
- 学歴:早稲田大学第一文学部
東京市小石川区(現・東京文京区)で開業医の次男として生まれた北村和夫さんは、日本大学の工学予科に入りますが、演劇の道に進もうと早稲田大学第一文学部に進み、そこで小沢昭一さん、加藤武さん、今村昌平さんといった昭和時代の名優、監督たちとグループを結成し、演劇活動にはげみました。
そして大学を卒業後に文学座の座員となり、仲谷昇さん、小池朝雄さんらと文学座の看板俳優の一人として活動します。
北村和夫さんは舞台俳優としてだけでなく、テレビドラマや映画、声優などにも数多く出演し、特に大学時代からの友人だった今村昌平監督作品の常連俳優でした。
「ひょっこりひょうたん島」や「ジョーズ」の声優も担当しました。
まとめ
北村有起哉さんは今や、テレビドラマや映画においてすっかり名バイプレイヤーとしてべテランになった感がありますが、こうして見ると親の代からの俳優一家だということがあらためてよくわかります。
今回の朝ドラ「おむすび」でのヒロインの父親役では農業と理容師をかけ持つというユニークな役どころですが、果たしてどんな存在感を示してくれるか楽しみにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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