今回の東京都知事選においては実に56人もの立候補者が乱立し、さらには候補者掲示板の運用をめぐる混乱など今だかつてない異常な様相を呈しているようです。
中には自分の正体を明かさず、AI候補として立候補している人物もいるようです。
果たしてこの人物は誰なのか。
少し調べて見ましたのでぜひ最後までご覧ください。
AIメイヤーの正体はプロレスラー?
ジャンボ松田こと松田道人さんは、本職がプロレスラー(シアタープロレス花鳥風月所属)というこですが、AI党(人工知能が日本を変える党)を立ち上げ、AIメイヤーとして都知事選に立候補したようです。
ここで松田道人さんの経歴を見てみましょう。
- リングネーム:ジャンボ松田
- 本名:松田道人(まつだみちひと)
- 生年月日:1973年6月26日
- 身長:180センチ
- 出身:東京都多摩市
- 年齢:51歳(2024年6月時点)
- 学歴:上智大学
松田道人さんは上智大学時代は、極真空手から派生した空道の大道塾の主将をつとめ、関東大会ベスト16(特別賞)、北斗旗全日本無差別選手権大会に出場しています。
大学卒業後はYahoo!JAPANに入社し、社長だった宮坂学さんのアシスタントを務めたあと、28歳で音楽配信サービスの会社を立ち上げるなど実業家としても活動していました。
著作権侵害問題で提訴される
そんな松田道人さんですが、2002年には、経営会社が運用するサービスが著作権侵害しているとして、日本レコード協会と日本音楽著作権協会(JASRAC)から3億6500万円の損害賠償請求訴訟を東京地方裁判所に提起されました。
として、運営会社に対して約3689万円の損害賠償の支払いを命じられています。
これに対しては運営会社は控訴しましたが2005年3月に棄却されています。
AIによる政治を標榜し立候補
松田道人さんは、その後、2014年を皮切りに2018年、2022年と3度にわたって東京多摩市長選挙に出馬。
そのほか、2023年の辰野町議会議員選挙、真鶴町長選挙にも立て続けに出馬しいずれも落選しています。
そしてこの2018年の2度目の東京多摩市長選挙に当たって、AIによる導入を訴え、AIによる予算編成や暗号通過の発行などの政策を標榜しますが落選。これ以降AI党を立ち上げたようです。
松田道人さんの選挙活動をまとめると以下のようになります。
東京多摩市長選(2014) | 松田道人 | 無所属 | 落選 |
東京多摩市長選(2018) | 松田道人 | 無所属 | 落選 |
東京多摩市長選(2022) | ジャンボ松田 | AI党 | 落選 |
辰野町議会議員(2023) | 松田道人 | 日本維新の会 | 落選 |
真鶴町長(2023) | AIメイヤー | AI党 | 落選 |
東京都知事選(2024) | AIメイヤー | AI党 | 不明 |
ジャンボ松田としてプロレスデビュー
松田道人さんは2021年にジャンボ松田としてシアタープロレス花鳥風月に参戦しました。
何と48歳でのプロレスデビューでした。
AIメイヤーとは
AIメイヤーには、いちおう経歴が設定されているということで、なんとカイロ大学を卒業しているとのことです。
AIメイヤーは「AIによる公正な政治」を訴え、カイロ大学卒業相当のカリキュラムをAIに学習させ、アラビア語・英語・日本語でマニフェストを作成。小池都知事とアラビア語で政策論争をしたいと述べているということです。
まとめ
今回の東京都知事選では56名もの候補が立候補し、その選挙活動はいろいろ物議をかもしているようですが、なんとAI候補まで登場する状況には驚かされました。
その正体は現プロレスラーのジャンボ松田こと松田道人さんでしたが、今回の選挙に当たってはあくまでAI候補であるAIメイヤーということなので、その選挙活動に注視したいと思います。
これも一つの時代の流れなのか、とうとう選挙にまでAI候補が登場する時代になったのか、今後こういった選挙候補がどんどん増えてくるのかある意味注目すべき状況だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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