アメリカのテレビ業界最高の栄誉とされる「エミー賞」が発表され、真田博之さんがプロデューサーで主役を演じる歴史ドラマ「SHOGUN 将軍」が、「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「主演女優賞」など史上最多の18部門を制する歴史的快挙を達成しました。
なかでも重要な「主演女優賞」を受賞したのがアンナサワイ(澤井杏奈)さんで、流暢な英語のスピーチが感動的でした。
ところでこのアンナサワイ(澤井杏奈)さん、日本ではまだそれほど知られていない方のようです。
いったいどういう経歴の俳優さんなのかすこし調べて見ましたのでぜひ最後までご覧ください。
アンナサワイ(澤井杏奈)は日本人?
ここでアンナサワイさんのプロフィールを見てみましょう。
- 名前:アンナ・サワイ
- 別名義:澤井杏奈
- 生年月日:1992年6月11日(32歳)
- 出身:ニュージーランドウェリントン
- 学歴:上智大学
- 身長:155センチ
- 血液型:A型
ニュージーランドで生まれたアンナサワイさんは、電気機器会社に勤務していた父親の転勤で、その後香港、フィリピンに移住し、10歳の2002年に横浜に移り、育ちました。
現在の国籍はニュージーランドのようです。
ミュージカル「アニー」で主役
アンナサワイさんは、5歳よりバレエを始め、ヒップホップ、ジャズダンスまで踊るようになります。
また父親の影響でビートルズやカーペンターズを聴き、また音大で声楽を学んでいた母親にもレッスンを受けていました。
そして、2004年、12歳のときに、ミュージカル「アニー」のオーディションに応募し、見事1万人の中から主役の座を勝ち取ります。
17歳でアメリカ映画デビュー
2009年11月には、17歳の時にアメリカのアクション映画「ニンジャ・アサシン」でスクリーンデビューし、若いくノ一役で注目されます。
映画「マトリックス」シリーズのスタッフによる作品です。
音楽活動も開始
2006年12月には、「avex audition 2006」の最終審査に合格し、エイベックスに入所。
2012年には5人のバイリンガルメンバーからなるボーカルグループ「ARA(エーアールエー)」を結成します。
同年、東京ドームで行われたメジャーリーグの東京開幕戦では、アメリカ国歌斉唱も行いました。
ARAは1年で解散となりますが、2013年7月には、日本の5人組女性ダンスボーカルグループ「FAKY(フェイキー)」のリーダーとして再デビュー。
約5年間活動しますが、2018年12月20日、女優としての夢を追求することを理由にグループを卒業します。
再び俳優の道へ
俳優の道を選んだアンナサワイさんは、2019年27歳時にアメリカのウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメントと契約を結びます。
そして出演した映画作品がこちら。
ワイルド・スピード/ジェットブレイク(F9: The Fast Saga)
「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」は2021年に公開されたカーアクション作品で、東京で情報収集をしていた主人公の前に現れたアジア系の謎の少女で、実はストーリー中に登場する重要アイテムの秘密を握っているという重要な役を演じています。
テレビドラマにも出演
アンナサワイさんは、映画の他、テレビドラマにも出演し、今までに
制作年 | タイトル | 役名 | 放送局 |
2007年 | 愛のうた! | 奈津 | TBS(日本) |
2018年 | colors | 駅の告発者 | FOD(日本) |
2019年 | Giri / Haji | 栄子 | BBC(英国) |
2022年 | パチンコ – Pachinko | ナオミ | Apple TV+ |
2023、24年 | モナーク: レガシー・オブ・モンスターズ | ケイト・ランダ | Apple TV+ |
などの作品に出演しています。
「SHOGUN 将軍」で主演女優賞を受賞
そして今回、真田博之さん主演/プロデュースの長編配信ドラマ「SHOGUN 将軍」にて、主人公の吉井虎永とジョン・ブラックソーンの通訳として間をとりもつ戸田鞠子という気高い戦国武将の娘を演じ、見事、アジア人女性初の主演女優賞を受賞しました。
まとめ
「SHOGUN 将軍」は今回のエミー賞18部門受賞で日本でも大きなニュースになりましたが、世界配信開始から6日間で900万回の再生回数を記録するなど、世界配信されたドラマシリーズの再生回数としては歴代1位の話題作でした。
そんな世界的な作品の中で見事にヒロインを演じたアンナサワイさんは、今後日本はもちろん世界的なスター俳優になっていくのではと思われます。
今後のアンナサワイさんの活動から目を離せなくなりそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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