現在、再放送中の朝ドラ「オードリー」。
「オードリー」には、今ではあまり見かけない俳優さんが登場することでも何かと話題のドラマですが、舞台の大京映画撮影所の大部屋俳優役にも意外な俳優さんが出演しています。
今回はそんな俳優さんの一人を調べてみましたのでぜひ最後までご覧ください。
青葉城虎之助(トラ)役は菊池隆則
青葉城虎之介(通称トラ)は、長嶋一茂さん演じる錠島 尚也(じょうじま なおや)のライバルとして、主演俳優を目指して切磋琢磨する大部屋俳優の一人ですが、やがて新天地にてスターになっていくという役どころです。
ここで菊池隆則さんのプロフィールを見てみましょう。
- 名前:菊池隆則(現・樋口隆則)
- 生年月日:1958年11月10日
- 年齢:65歳(2024年7月時点)
- 出身:大阪府
- 身長:182センチ
菊池隆則の父親はジョー樋口
2,30代の方はあまりご存知ないかもしれませんが、1970,80年代においてジャイアント馬場さん率いる全日本プロレスとアントニオ猪木さん率いる新日本プロレスはTV中継され、絶大な人気を誇りました。
そのなかでも、タイトルマッチを仕切るレフェリーは重要な役どころで、ジョー樋口さんはジャイアント馬場さんの試合を仕切る存在感抜群の名レフェリーでした。
もともとはプロレスラーでした。
仮面ライダーにも出演
菊池隆則さんは、ハワイ大学で英語を学んだあと、ニューヨーク大学医学部へ入学し、心理学を学びますが中退。
同じくニューヨークにあるネイバーフッド・プレイハウスという俳優養成学校にて演劇を学びます。
帰国後は、演劇集団「円」に参加。
舞台「徳望という名の電車」(1989年)に出演し、名女優の岸田今日子さんの相手役を務め堂々の舞台デビューを果たします。
そして「円」を退団後は、テレビドラマを中心に活躍し、2000年に出演したのがNHK大阪制作の朝ドラ「オードリー」でした。
「オードリー」後の2001年には仮面ライダーシリーズの「仮面ライダーアギト」にも出演。
当時43歳でしたが劇中のアナザーアギトを演じ好評を博しました。
それ以降、「水戸黄門」、「科捜研の女」、「相棒」など2010年代までは数多くのテレビドラマ、映画、Vシネマに出演していました。
現在は脚本・監督業
そんな菊池隆則さんですが、2002年に演技を学ぶための「心日庵」を設立。
現在では[A・T・C」(アクターズトレーニングセンター)に改名し、舞台監修、wowowでのドラマや映画の脚本、監督として多くの短編映画を製作しています。
まとめ
現在ではテレビなどでほとんど姿を見なくなった菊池隆則さんですが、監督脚本業へとシフトしていたようです。
その意味でも、その姿が久しぶりに見られるという点で「オードリー」の再放送は貴重と言えるかもしれません。
存在感がある二枚目俳優なので、他のドラマや映画にもまた出演してほしいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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