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【ばけばけ】ヒロインのモデルは?過去に演じていたのはあの俳優だった!

2025年9月29日に放送が開始されるNHKの朝ドラ「ばけばけ」

今回ドラマのヒロインは松野トキで、「怪談」の作者として知られる明治時代の外国人教師ラフカディオ・ハーンの妻、小泉セツがモデルです。

ところで、実はこのラフカディオ・ハーン小泉セツの物語は過去にもドラマになっていて、主役の二人を演じたのは、あっと驚くあの人気俳優でした。

そこで小泉セツとはどういう人物だったのか。またかつて放送されたドラマはどんなものだったのか少し調べて見ましたのでぜひ最後までご覧ください。

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目次

小泉セツとは?

https://www.hearn-museum-matsue.jp/exhibition-setsu.html

あらためて小泉セツの経歴を見てみましょう。

  • 本名:小泉セツ
  • 通名:小泉節子
  • 生年月日:1868年(慶応4年)2月26日
  • 没年月日:1932年(昭和7年)2月18日
  • 享年:64歳
  • 出身:出雲松江藩(島根県松江市)

小泉セツは、出雲松江藩の家臣小泉家の次女として生まれますが、生まれて間もなく親戚の稲垣家の養女になります

しかし稲垣家が事業の失敗から没落し、小泉セツは11歳から小泉家の織物業で働かされます

18歳で結婚、22歳で離婚

18歳で婿養子を迎え結婚するのですが、夫が貧しさと義父の頑固さに耐えきれず家出。そのため22歳で離婚せざるを得なくなります。

ラフカディオ・ハーンと再婚

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%AF%80%E5%AD%90

離婚してひとりになった小泉セツは、家系を助けるため現在の島根県松江市英語教師として赴任していたギリシャ系アイルランド人で、アメリカで新聞記者をしていたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に住込み女中として働くようになります。

当初は不安をいだいていた小泉セツでしたが、ハーンの温厚な人柄とお互いの不憫な境遇、そして怪談好きなどの共通点からお互い打ち解けるようになり、約半年後に結婚しました。

ハーン(小泉八雲)とのあいだに三男一女が生まれました。

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演じるのは髙石あかり

https://www.biteki.com/make-up/make-up-face-catalog/1988431

今回、朝ドラ「ばけばけ」小泉セツがモデルの松野トキを演じるのは高石あかりさんです。

高石あかりさんのプロフィールを見てみましょう。

  • 名前:高石あかり
  • 生年月日:2002年12月19日
  • 年齢:22歳(2025年9月時点)
  • 出身:宮崎県
  • 身長:160センチ

高石あかりさんは、2014年に行われたavex主催のキッズコンテスト『キラットエンタメチャレンジコンテスト2014』にて、’奈瑠美やナルミヤオンライン賞’を受賞して芸能界入り。

2016年開催の「ミスiD2016」セミファイナリストになり、2016年4月から2018年3月31日まで、ダンスボーカルグループ-X’s’s(アクロス)のメンバーとして活動し、2018年に卒業。

2019年4月に俳優として本格始動することを発表します。

そして今回「ばけばけ」のオーディションで2892人の中から松野トキ役を射止めました。

朝ドラのヒロインには3度目の挑戦だったそうです。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)役はトミー・バストウ

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024122700961&g=etm

「ばけばけ」で小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がモデルのレフカダ・ヘブンを演じるのはトミー・バストウさんです。

イングランド人のトミー・バストウさんは、1991年8月26日生まれの34歳で、バンド「FranKo」のリードボーカルもしています。

父親と一緒に「時計じかけのオレンジ」「パルプフィクション」「アメリカン・サイコ」などの映画を観て、俳優の演技に感銘を受け、俳優になりたいと思うようになったということです。

米テレビドラマ「SHOGUN 将軍」にも出演

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/thetv/entertainment/thetv-1230660

2024年には「SHOGUN 将軍」で日本語の堪能なポルトガル人司祭を演じています。

「SHOGUN 将軍」は2024年エミー賞を受賞しました。

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1984年にもドラマ化

https://x.com/kafka_kashiragi/status/1800864375831658819

ところで、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)小泉セツの物語はかつて1984年にもドラマ化されています

かつて放送されたドラマは、1984年に制作された「日本の面影」で、今回と同じくNHK制作でした。

  • タイトル:  日本の面影
  • 制作、放送年:1984年
  • 原作・脚本: 山田太一
  • 出演:    ジョージ・チャキリス、檀ふみ、津川雅彦、小林薫、伊丹十三、他

小泉セツを演じたのは檀ふみ

https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009070025_00000

主演の小泉セツを演じたのは、昭和の人気女優壇ふみさんでした。

檀ふみさんのプロフィールを見てみましょう。

  • 名前:檀ふみ
  • 生年月日:1954年6月4日
  • 年齢:71歳(2025年9月時点)
  • 出身:東京都練馬区
  • 身長:170センチ
  • 血液型:A型
  • 学歴:慶応義塾大学経済学部

昭和の作家檀一男さんの長女として、東京で生まれ育った檀ふみさんは、1970年の大阪国際万博へ行った帰りにたまたま、父親に連れられて行った東映京都撮影所にてスカウトを受け、紆余曲折の後、女優デビュー。

清純派女優として、昭和・平成のテレビドラマ、映画、バラエティと大活躍しました

小泉セツの役がもっとも気に入っていたようです。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)役はハリウッドスター

https://lp.p.pia.jp/article/essay/1026/223344/index.html

1984年のNHKドラマ「日本の面影」小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を演じたのは、ハリウッド・スターのジョージ・チャキリスさんでした。

1932年9月16日生まれで2025年9月時点で93歳ジョージ・チャキリスさんは、1961年のミュージカル映画の金字塔「ウェスト・サイド物語」に出演し、一躍ハリウッドのトップスターになりました。

NHKは当初主役にダスティン・ホフマンを考えていましたが、ギャラが余りに高すぎるため行き詰っていたところ、フカディオ・ハーンと同じギリシャ系の血を引ジョージ・チャキリスさんに白羽の矢が立ったということです。

この「日本の面影」第17回テレビ大賞優秀番組賞、第21回ギャラクシー賞大賞、第2回向田邦子賞を受賞しています。

まとめ

「雪女」「耳なし芳一」「むじな」など日本人なら誰でも知っている有名な怪談は、現在では昭和のまんが日本昔ばなしなどで知られているようですが、その原作と言ってよい有名な「怪談」を初めて公表した、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻、小泉セツの波乱万丈な人生をテーマにしたドラマは、「小泉セツって誰?」と全く知らなかった人にもかなり期待大ではないでしょうか。

特に注目されるのは、ヒロインの髙石あかりさんで、きっと魂のこもった演技を見せてくれることでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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