現在、再放送中の朝ドラ「オードリー」。
今ではあっと驚くようなキャスティングで、話題になっているようです。
中でも、ヒロインオードリーこと佐々木美月の相手役が長嶋一茂さんというのも注目ですが、脇役陣の中でもかなり個性的な存在なのが大京映画撮影所の殺陣師、中山晋八ではないでしょうか。
そこで今回は中山晋八を演じているのが誰なのか。少し調べて見ましたのでぜひ最後までご覧ください。
中山晋八役の俳優は仁科貴(にしなたかし)
ここで仁科貴(にしなたかし)さんのプロフィールを見てみましょう。
- 名前:仁科貴(にしなたかし)
- 生年月日:1970年8月21日
- 年齢:53歳(2024年7月時点)
- 出身:京都府
- 身長:169センチ
- 学歴:明治大学中退
京都府出身の仁科貴さんは明治大学を中退後、1993年に松山善三監督の「虹の橋」でエキストラとしてデビューします。
それ以降北野武監督の「BROTHER」(2001)やホラー映画の名作「リング2」(1999)、崔洋一監督の「血と骨」(2004)などの話題作に出演しました。
父親は川谷拓三
川谷拓三さんは昭和時代の時代劇やヤクザ映画で人気があった東映の個性派名俳優でした。
日清どん兵衛のCMでおなじみでしたね。
川谷拓三さんは1995年に54歳で亡くなります。
仁科家は映画一族?
仁科貴さんの一族は父親の川谷拓三さんを始め、親族の多くが映画人の映画一族でした。
父方の祖父は日本最初の映画スターと言われる尾上松之助さんの主演映画の撮影監督として知られた川谷庄平さん。
母方の祖父は「鞍馬天狗」シリーズなどで監督を務めた仁科熊彦さん。
そして母・姉、父方・母方の祖母も女優として活躍したまさに映画一族でした。
仁科貴さんの名付け親は父が付き人だった鶴田浩二さんでした。
大麻所持で逮捕
そんな恵まれた血統で朝ドラ「オードリー」にも出演し仕事も順調だった仁科貴さんですが、2002年には大麻所持が発覚し逮捕されてしまいます。
そして執行猶予付きの判決後、しばらく謹慎処分となります。
謹慎後には映画に復帰
そんな仁科貴さんですが、約1年間の謹慎後は映画に復帰し
- バトル・ロワイヤルⅡ鎮魂歌(2003年)
- 血と骨(2004年)
- 埋もれ木(2005年)
- TAKESHIS’(2005年)
- 同じ月を見ている(2005年)
- ベロニカは死ぬことにした(2006年)
などの話題作のほか、田村壮監督の「呉清源~極みの棋譜~」(2007年)、北野武監督「アキレスと亀」(2008年)、フローリアン・ガレンベルガー監督「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー」(2014年)等にも出演しています。
まとめ
現在、テレビではまったく姿を見なくなった仁科貴さんですが、映画の方では着実にキャリアを築かれているようです。
あるいは映画人一家の家系に生まれた仁科貴さんにとってはそのほうが肌に合っているということかもしれません。
しかし一方「オードリー」を見ていると、テレビドラマでもまた個性的な演技を見せて欲しいように思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント