ヴァイオリニストの常田俊太郎さんがめでたく結婚されたようです。
常田俊太郎さんは、ヴァイオリニストですが東京藝術大学へは進まず東京大学工学部を卒業し、ヴァイオリンのみならず音楽プロジェクトを企画運営する起業家という異色の経歴の持ち主ですが、その家族もちょっと驚くような業績を残されている名門一家のようです。
そんな常田俊太郎さんや一族の経歴を調べて見ましたのでぜひ最後までご覧ください。
常田俊太郎は実業家でヴァイオリニスト
まずは常田俊太郎さんのプロフィールを見てみましょう。
- 名前:常田俊太郎(つねたしゅんたろう)
- 生年月日:1990年6月6日
- 年齢:34歳
- 出身:長野県伊那市
- 学歴:東京大学工学部システム創成学科
常田俊太郎さんは、クラシックピアニストだった母親の影響で3歳からピアノを始めますが1週間で断念してしまい、今度はヴァイオリンを習い始めます。
お母さんとけんかしてやめてしまったようです。
ヴァイオリンとは相性が良かったのか練習にも熱が入り、中学時代には毎日5,6時間も練習に励みました。
そしてNHK交響楽団のコンサートマスターだった田中千香士さんに師事し、長野から東京まで通ったということです。
猛練習のかいあって、中学2年の時には名ヴァイオリニスト江藤俊哉氏のヴァイオリンコンクールの3位に、2006年(平成18年)、高校2年生には、日本クラシック音楽コンクール全国大会にて5位に入賞します。
そのためヴァイオリニストを目指すため当初は東京藝術大学に進むと周囲に思われていました。
ところが高校2年生の冬になって、
「ヴァイオリンだけに絞るのはちょっと…」
「何かもう一つ別の軸…ビジネスの知見や経験みたいなものを持ったうえで音楽と掛け合わせるほうが面白いことをできるな」
と思いたち、なんとヴァイオリンの練習をあっさりと辞めてしまいました。
そこで急きょ進路変更し、レッスンで得た集中力を発揮し、なんと2008年に東京大学工学部へと進み、各国の経済発展についてコンピューターでの解析を研究しました。
実業家としても活動
大学卒業をした常田俊太郎さんは、経営コンサルタント会社でマネージャーとして6年間、さまざまな企業での経営計画づくりの支援業務を皮切りに、2018年には、クリエイターの未発表作品を体験したり、ファンが発掘しやすくするようにするコミュニケーション支援のアプリケーションソフト「utoniq」を手掛ける株式会社ユートニックを共同で創業。
音楽家やクリエイターの活動を支援する事業を展開しています。
ミュージシャンとしても活動
また一方、ヴァイオリニストとしても米津玄師さんのレコーディングや、Vaundy、WONKなどの楽曲にも参加しています。
祖父はカラーテレビ開発者?
そして東芝でエンジニアとして、カラーテレビの受像管を研究。
国産初のカラーテレビ開発に貢献した功績をたたえられ、毎日工業技術賞や紫綬褒章などいくつもの賞や勲章を授与されています。
父はロボットエンジニアでジャズピアニスト?
その一方で学生時代からジャズピアノをたしなみ、仲間たちとジャズバンドを結成し、頻繁にライブ活動を行っていたそうです。
そんな常田晴弘さんは、家でも頻繁にピアノ演奏を披露し、幼少期から父を見て育った常田俊太郎さんは
「ジャズって自由でかっこいい」
と感じ、音楽への興味をさらに深めたと言います。
また、ロボット開発もジャズピアノも極めようとする父の姿にとてもあこがれ尊敬していたのだそうです。
弟もミュージシャン
常田俊太郎さんと二つ違いの弟、常田大希さんは今や音楽界で知らない人はいないロックバンド「King Gnu」のリーダーで、音楽家集団「MILLENNIUM PARADE」、クリエイティブレーベル「PERIMETRON」の主催者です。
常田大希さんは、音楽一家の中でチェロを選び、東京藝術大学音楽学部の器楽科に進み、チェロを学んでいましたが、
社会と結びついた音楽をしたい
という理由で中退。
2013年、「Srv.Vinci」(サーヴァ・ヴィンチ)という名義で独自の音楽活動を開始し、最初はソロプロジェクトに近い構成でしたが、メンバーチェンジを経てバンドとしての活動が主体になってきたため2017年に「King Gnu」に改名。
2019年1月アルバム「Sympa」でメジャーデビューしました。
常田俊太郎さんも時々、コラボで活動しているようです。
まとめ
常田俊太郎さんは音楽家と実業家という二つの顔を持ち、成功を収められていることで知る人ぞ知る存在ですが、調べてみると、家系自体がもともと祖父の代から音楽とエンジニアという二つの血筋を受け継いでいたエリート一家のようでした。
そんな常田俊太郎さんがこの度結婚されたようで、今度は常田家にどのような変化がもたらされるのかを興味深く見守りたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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