NHKで放映中の大人気の朝ドラ「虎に翼」。
主役の伊藤沙莉さん演じる猪爪寅子の今後の活躍が楽しみですよね。
ところでこのドラマで主役に劣らず注目度満点なのが、寅子のクラスメートでライバル的存在の、”男装の麗人”山田よねではないでしょうか。
そこでこの超個性的キャラの山田よねを演じる俳優が誰なのか調べてみましたのでぜひ最後までご覧ください。
山田よね役の俳優は土居志央梨
ここで土居志央梨さんのプロフィールを見てみましょう。
- 本名:土居志央梨
- 生年月日:1992年7月23日
- 出身:福岡県
- 身長:168センチ
- 血液型:O型
- 学歴:京都芸術大学
- 特技:クラシックバレエ、ピアノ
- 趣味:生演奏で歌うこと
土居志央梨さんは3歳からクラシックバレエを学び、高校卒業まで本公演の舞台にも立つバレリーナでしたが、このままだとバレエだけの人生になってしまうと思い、京都芸術大学の映画学科俳優コースへ進んだということです。
水戸黄門や大河ドラマにも出演
大学入学後にも舞台に出演し、その妖えんな演技が注目を浴び、国民的番組「水戸黄門」の最終回で将軍の側室役にも抜擢されています。
そして大学4年時の2015年に出演した髙橋伴明監督の「赤い血、」(R-15指定)では奥田英二さん相手に大胆な演技で注目を浴びました。
また2020年のNHK朝ドラ「おちょやん」や、2021年の大河ドラマ「晴天を衝け」にも出演しています。
山田よねにはモデルがいた?
ドラマ内で超個性的なキャラでひときわ目立っている山田よねですが、じつはこの人物のモデルは日本初の女性弁護士の一人である久米愛さんと言われています。
久米愛とは
1911年大阪生れの久米愛さんは、当初は英語教師を目指して津田塾大学の前身である津田英学塾に学んでいましたが、英語教師の求人が少ないことから当時門戸が開かれた女性弁護士の道を目指すようになりました。
そして「虎に翼」の主役猪爪寅子のモデルである三淵嘉子さんと同時期に、明治大学に開設された明治大学専門部女子部に入学。
1938年に高等文官試験司法試験に合格し、三淵嘉子さん、中田正子さんらとともに日本初の女性弁護士になりました。
久米愛さんはその後明治大学短期大学の教授としても活躍しました。
久米愛さんは学生時代スラックス姿でさっそうとしていたということで山田よねのモデルと言われているようですが、実際の写真を見るかぎりでは山田よねのようにとんがった印象はないので、山田よねのキャラクターはかなりフィクションの部分が大きいようですね。
まとめ
今回は「虎に翼」の山田よねを演じる土居志央梨さんとそのモデルと言われる久米愛さんについてスポットを当てて調べてみました。
劇中の山田よねはかなりクセのある個性的な女性ですが、当時男性が牛耳る職業に女性が挑もうとすることがいかに勇気が要ることだったのかが良く伝わるキャラクターだと思います。
でも一方、実際の久米愛さんがあんなに個性的でとんがった人物だったという情報はないようでした。
あくまでドラマオリジナルのキャラクター設定のようです。
ともあれ主役の伊藤沙莉さんの演技力抜群の熱演もあってこれからもこの二人の関係、今後の展開に注目しないではいられないドラマですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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